『歴史 わが人生』

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何か面白い本は無いかと自分の書棚を物色していたら、『歴史 わが人生』が目に留まった。「自らの戦争体験と庶民の心情にふれながら現代史を生きるするどい感覚を養うことをすすめる歴史随想・・・」と推薦文が付いている。就寝前の本としては、ちょっと重いなあ。カバーの内側の著者のことばも読んでみた。「ぼくたちは本を出すとか、ものを書く以上、まず、文章そのものが読みやすくわかりやすく、組みもなるべくゆったりして、らくに読んでもらえるような配慮をしなければ第一読者に申し訳がない。学者、研究者は、だれのために何のために学問をするのか、ぼくはいつも自問自答しているのだが・・・」 よし、気に入った。

そういうわけで、この本を読み始めました。人生を、特急、急行、ドン行の汽車で例える著者。そして、自らのそれは、マイペースで歴史学の道をゆっくり歩いてきた「ドン行」人生だったと振り返っています。丁度私の両親のちょっと前の世代を生きていた方なので、両親を通して知っている歴史と重なる部分が沢山あり、懐かしい感じがします。戦争体験談なのに、なぜかゆったり読めて慰められる本です。

実は、私には、この本を買った記憶がまるで無いのです。日本に引越しを考えて日本語の本は大部処分してしまった中、買ったことも無いこの文庫本が残っていたのです。「ブックオフ」でも買い取ってくれなかった本に、他の方の本が紛れたのではないかと思っています。カバーの隅にどこかのガレージセールで買ったのか、手書きの50セントのシールが貼ってあるのも面白い。良い本との出会いはいつの時もうれしいものですね。

*お友達のお母様の形見、「イースターバニー」のペイントをバックに本の写真を撮りました。

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