父のティーカップ

granpa's cup

両親が最初に孫に会いにシアトルを訪ねてくれたのは、息子が5歳のときでした。そのとき、花柄のカップでは申し訳ないと思い、父用に男性的なティーカップを調達しました。それ以後、父用のカップはいつも我が家の食器棚に仕舞ってありました。もう、使ってくれる父もいなくなって5年以上経つので、思い切って引越し用に処分するグッズと一緒に箱に入れました。息子がそれを見つけて「おじいちゃんのカップ、どうして捨てるの?」と悲しそうです。普段、何も言わなくても息子は覚えていたんだなあって、感動しました。大学進学のとき、そのカップを持って寮に入るのだそうです。だから、また箱から出して、洗って食器棚に仕舞いました。何だか泣けて来ます。

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