トーベ・ヤンソン

トーベ・ヤンソン

トーベ・ヤンソン

ムーミン

ムーミン

私たちの別荘のために母が新しく購入してくれていたテレビを、日本に滞在中にずいぶん楽しみました。特にNHKで放映していた北欧の紹介は、わがハビーの母方の関係で身近に感じました。その中でも、「ムーミン」の生みの親とも言えるトーベ・ヤンソンの生涯は興味深かったです。

トーべは、1914年フィンランドのヘルシンキ生まれで、ストックホルムとパリで絵を学びました。父は有名な彫刻家、母は画家、商業デザイナーとして活躍し、トーべはそんな芸術一家に生まれ育ったのです。彼女の生い立ちを書いた短編集『彫刻家の娘』に、その辺の詳しい事情が載っているそうなので、いつか読んでみたいと思っています。「ムーミン」を多く手掛けでいる訳者山室静さんによると、トーべも当時新進の画家として、ヘルシンキのあちこちの建物に壁画を描く仕事をしていたそうです。

その画家が1945年に、突然童話を書いたのです。それが、「ムーミンシリーズ」に発展していく一歩でした。今回、懐かしの『たのしいムーミン一家』を再読してみて、その登場人物のユニークさと子供の本にしては一風変わった物語、そしてトーべの挿絵に惹きつけられました。そう言えば、聖書学院生時代に「ムーミン」というあだ名の先輩が居て、どこか優しくそして物腰の温かいふっくらした存在に、ほっとしたのを思い出します。

さて、トーベは晩年、都会の喧騒を避けて、海の孤島にある掘っ立て小屋で生活しました。その小屋は現在、公に管理されていて、トーベの自筆なる「小屋のきまり」を守れば、借りることもできます。いつか、ムーミンのマグカップでコーヒーをすすりながら、トーベの島でのんびりできたら素敵だなあと思っています。

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